5/13/2013

◆「蘭亭序」の臨書学習アプリを発見!

な・なんと、「蘭亭序」の臨書を学べるアプリがあった! その名も Live Calligraphy。iPhone、iPad用の無料アプリだ。使用法の説明などは英語と中国語だが、説明がなくても適当に遊んでいると分かってくるから問題ない。蘭亭序の最初の5行、全59文字を学ぶことができる。お手本の文字が一文字ずつ出てくるので、それを指でなぞりながら書いていく。何と言っても書き順が分かるように誘導してくれるところが秀逸だ。一文字を書き終える毎に採点されてしまうので(最初は中国語が出るがタップすると数字になる)、つい本気モードになってくる。100点を取ったときは「ヤッタ」と小さくガッツポーズをしてしまった。赤坂教室の共通課題が4月から「蘭亭序」になったので、思わぬ掘り出し物を見つけた気分でちょっとうれしい。

↓↓↓さてお稽古だ。まずは「蘭亭序」(当然だね)。最初の2文字「癸丑(きちゅう、みずのとうし)」は、ウィキペディアによると干支のひとつで、西暦年を60で割り、53が余る年のことなんだそうだ。次の癸丑は2033年になるそうだが、そうは言ってもあまりピンとこないよね。
Aは角度が悪かった。もっと下げなきゃいけない。Bは左右の角度が問題。私のはほぼ水平になっているが、右上がりが正解だ。Cの「初」は中心線が少し左にズレてしまった。
↓↓↓次はいつもの自主課題、顔真卿(がんしんけい)の祭姪文稿(さいてつぶんこう)。Aの横画はつくりと比べるともう少し下になる。Bはどちらもつくりをもっと大きくゆったりさせた方がよかった。Cの点画部分は右上にとがり過ぎてしまった。
 ↓↓↓Aのスペースはもう少し広く取りたかったところ。Bの「階」は少し小さくして、Cの「庭」を大きくするとバランスがよくなる。Dの縦画は長過ぎた。Eは「王」と点とのつなぎが何だかグダグダになってしまった。先生の朱のようにキッパリと、これは点なんだ、と意識して書きたかったところ。なかなか進歩しないなあ。

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