4/04/2013

◆昇段試験の締切り近し

前回はサボって(というか忘れていて)出さなかった雑誌「書統」の昇段試験の締切が近づいてきた。またまた付け焼刃ではあるが、青山書道教室で漢字と詩文書の作品を添削してもらった。漢字のお題は半切に1行5文字というダイナミックなもので、好きな形ではあるのだが、これが結構難しい。いや、“結構”というよりは、“かなり”難しいのだった。

↓↓↓漢字のお題は「池塘生春草(池塘に春草生ず)」。「池」はでっかくなりすぎだ。墨もちょっと多すぎたようだ。Aは出っ張り過ぎ。AとBをつないだ線が先生の朱のようにもっと斜めになった方が恰好いい。「塘」の文字はCをもうちょっと左に寄せて、もっと大きくしたかったところ。Dは「口」に見えにくい。
↓↓↓「生」の文字はEをもっと長くして、Fを中心線よりも右に少しずらすと恰好いい。
↓↓↓次は詩文書だ。「松」はAのスペースをもっと空けなくてはいけなかった。「の」はひしゃげてしまったが、Bの部分を遠回りして書くようにしたらよいそうだ。
↓↓↓「ば」と「が」のAの部分は、点を2つ簡単に並べて書いているが、一つ一つを違う表情にして書くべきだった。「枝」と「に」は中心線から左にちょっとずれてしまった。2行目の最後はもっとスペースを空けたかったところ。1行目よりも2行目の終わりを短くするのが基本なのだが、なかなかうまくいかないなあ。

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