今、ちょっとだけデッサンを習っている。その教室で生の魚を描くというお題が出た。皆が持ち寄った魚で生臭さが充満する中、鼻をつまみながら(?)描いたのだが、何を描いたか分かるだろうか? ダイエット中のラッコのようでもあり、トドのようでもあり、お腹から見ると何だかかわいいなあと勝手に感動し、こんなアングルにしてしまった・・・。
↓↓↓正解は仰向けになったイワシ。上が水彩、下が鉛筆デッサン(これらを交互に描いた)。イワシを裏返してお腹の方からじっくり観察すると、お尻の穴(?)までくっきり見えるんだよね。こんなあられもない姿を描いてしまって申し訳ない。成仏してくれることを祈って、皆様ご一緒に、合掌。
先生の話で面白かったことを一つ。水彩画は失敗が許されず、サッと描くひと筆で決まるから思い切りの良さが必要になる。特に今回は予め鉛筆で下絵を描くのではなく、いきなり絵の具で描くという手法だった。でも、こういうのは小学校の授業でお習字の経験のある日本人には、それほど大変なことではないんだそうだ。ところが油絵のように何度も何度も重ね塗りして仕上げていく文化が主流の欧米人にとっては、かなりの難題なんだとか。潔さが一つの美学でもある日本人の面目躍如といったところか。しかし・・・、潔さっていうのは、やっぱり難しいよね。
0 件のコメント:
コメントを投稿