11/06/2013

◆書道再開!

10月中旬にサンフランシスコから戻り、留守中に溜まっていた諸々に忙殺されていたらあっと言う間に11月だ。ホント、油断も隙もないのである。
先週の土曜日、帰国後初の書道教室に行ってきた。久々だったので客観的に見ることができたのか、みんなの書がすごく新鮮で、「上手いなあ」とつくづく思ったのだった。で、自分の書はどうなんだ? というと、なんだかふにゃふにゃで・・・。

↓↓↓競書雑誌『書統』のお題で「崖懸花倒生」の5文字。全体的に墨が足りなかった。下段はもう少し下げてAのアキを広くする。Bの「倒」がカスレてしまったが、ここで墨をたっぷり付け足さなくてはいけなかった。「生」のCの部分は木簡(もっかん)などの古代文字風にヒゲを付けてもいいし、Dのように真っ直ぐでもOK.。
↓↓↓『書統』の詩文書のお題。全体に字間が詰まり過ぎ(A)。そのため下(B)が空き過ぎてしまった。Cの「を」は大きく書く。Dの部分、「とど」と同様の文字が2つ続く時は最初の文字(と)を大きくする方がよかった。Eの「ろ」は普通に最後が丸くなるように書いたが、ここは先生の朱(F)のように半月程度で止める方がいいそうだ。Eの書き方は子供っぽく見えるんだとか。知らなかったなあ・・・。Gの「力」は右肩が下がらないようにする。Hの「権」はもう少し大きく。
↓↓↓こちらは自主課題の再開だ。顔真卿(がんしんけい)・祭姪文稿(さいてつぶんこう)。読みは「爰(ここ)に土門を開く。土門既に開き、兇威(きょうい)大いにちぢむ」。以下、全体に文字が大き過ぎたため字間(A)が狭くなってしまった。Bはもっとしっかり書く。Cの部分は先生の朱のように斜めに上がっていくように書きたかったところ。う~~む、なかなかうまくいかないなあ。

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