ついにサンフランシスコを経つ時が来た。今回はサンフランシスコからお届けする最後のブログだ。こちらでは全く書道をしていなかった、かと思いきや、最後の最後にちょっとだけ書いたので、それを紹介して締めとしよう。ジャパンタウンで無地のカードを買い、お世話になった方々に「楽しい時をありがとう」の気持ちを込めて、古代文字の甲骨文(こうこつぶん)で「楽」と書いた。墨と筆は日本から持ってきていたが、印はなかったので赤いインクペン(これもジャパンタウンで購入)のサインで代用した。
そもそも書道でカードを作ることを思い付いたのは、たまたま見つけた額縁屋さんの日本人オーナーが、ここでも書をしたらいいと勧めてくれたからなのだ。サンフランシスコの水を使って、自分の好きな場所で、そこの空気や風を感じながら、思い付いた文字を書いたらいいと言うのだ。確かにここでしか書けない「書」があるよなあ、と漠然と思いつつも、何かと忙しく、そのまま忘却の彼方に・・・。それを最後の最後に思い出したというわけだ。
↓↓↓配ったのはこの11枚。皆さん書のカードをもらうのは初めてだったようで(当たり前か)、すごく喜んでくれた。「フレームに入れて一生大事に飾っておくよ」と言ってくれたアメリカ人もいて、「ホントかなあ~」と思いつつも、ちょっとうれしかった。
↓↓↓これは裏側。Ancient Chinese character, around 1600 B.C., means "HAPPY" と鉛筆で書いた。その額縁屋さんのオーナーによると、鉛筆はインクと違って年月が経っても変色しないので、アートの世界でよく使われるのだそうだ。そういえばシルクスクリーンの作品の下に書かれている限定番号や部数は鉛筆で書かれているよね。勉強になるなあ・・・。
なごり惜しいが、3カ月の長いようで短かった滞在もこれにて終了。
Thanks to everyone who I've met in San Francisco!!!
3 件のコメント:
ステキなカードですね。
気をつけて帰ってきてください!
お話楽しみにしています☆
Welcome back to japan:)
Okaerinasai!!!
I will surely go to see you some day. Please tell me about your stay in San Francisco!
Thank you for your comment!
I also look forward to seeing you again!
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