今回も青山教室では大作にチャレンジと相成った。1枚に18文字も書かなくてはいけないから大変だ。1枚を仕上げるのに、少なくとも20分はかかったと思う。しかも教室では自分で書くだけでなく、先生の話を聞いたり、先生が書くところを見学したり、書いたものを見てもらったり、「そっかあ・・・」と思索にふけったり、いろいろすることがあるので忙しい。そんなこんなで、結局、2枚しか仕上げることができなかった。
1枚目を書いているとき、見て回っていたO先生から、「そんなに一生懸命、頑張って書かない方がいいよ。黄庭経(こうていきょう)は軽く書くのがポイントだからね」と指摘された。なるほど。以前も紹介したが、今回のお手本の黄庭経は、書聖と謳われる王義之(おうぎし、307?~365?年)が書いた老子の不老長寿の養生訓。力が入っちゃいかんのですな。
↓↓↓そんなわけで、2枚目は一生懸命(?)、軽~~く書いた。これでどうだ!、とO先生のところに持っていくと、「ああ、いいね」と言われ、一安心。でも、矢印の部分、私のは曲がるところの線が太くなっているが、本当は細くなるのが正解。「オーバーに書くとこんな感じ」と先生が書いてくれた朱文字を見るとわかりやすい。ホント、曲がるときは宙に浮くほど軽くなってるよね。
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