枝垂れ桜を堪能したところで、さて本題。 赤坂書道教室では新しい共通課題が始まった。今度は褚遂良(ちょすいりょう)の草稿とされる文皇哀冊(ぶんこうあいさく、649年)。唐の太宗皇帝が亡くなったときの追悼文だ。これまでの草書と違い、文字の崩れが少ない行書なので、まあ読みやすいかな。
↓↓↓Aの払いは角張らせずに丸みを付けた方がよかった。Bの横画は先生の朱(C)のようにもっと中間を細くするとリズムが出る。
↓↓↓今回は書いたものが少なかったのでオマケをひとつ。筆は種家先生から買った兼毛。その下の書は自主課題のお手本として先生が書いてくれたものだ。1つは楷書の名品・欧陽詢(おうようじゅん)の九成宮醴泉銘(きゅうせいきゅうれいせんめい、632年)。この兼毛で楷書をガッツリ書くつもりだ(たぶん)。もう1つは空海が最澄(さいちょう)に送った手紙3通をまとめた風信帖(ふうしんじょう、812年頃)。自主課題はこの3通のうちの忽披帖(こっぴじょう)だ。どちらも真面目過ぎて、「“らしく”ないなあ」と先生に言われてしまった。確かに、自分でもちょっと心配・・・。
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