◆今年最後の赤坂書道教室!
ついに、今年最後の赤坂書道教室と相成った。共通課題の呉昌碩(ごしょうせき)・臨石鼓文(りんせっこぶん)も、自主課題の顔真卿(がんしんけい)・祭姪文稿(さいてつぶんこう)も来年に続くのだが、何の根拠もなく一区切りした気分になり、皆でウキウキと忘年会に突入したのだった(年末っていいなあ)。
↓↓↓その浮足立った(?)お稽古の成果がこちら。願真卿の行書だ。「銀青光禄」の4文字。AもBも転折(てんせつ)のところに力が入り過ぎ。先生の朱のように転折部分で筆を止めつつも力を入れないで書かなくてはいけなかった。Cも同じく力を入れ過ぎた。Dの太くするところは、墨を足して書くといいとのこと。Eはアキがなさ過ぎ。
↓↓↓同じく願真卿の「申第十三叔(しゅく)」と「夫使持節」。
↓↓↓お次は紀元前400年くらい前の文字「石鼓文」を呉昌碩が臨書(りんしょ)したもの。パソコンに活字のないものは「?」にすると、「之?宮車」という4文字だ。「?」のつくりは「夫」。「宮」と「車」は驚くほど今の文字と似ているよね。Aは背が低すぎた。Bの「口」ふたつは、まっすぐにならず、ちょっとねじれてしまった。
↓↓↓これは「其寫(しゃ)秀弓」の4文字。「寫」という字がかわいい。古代文字というのは古くて革新的な文字だなあと感心しつつ、今年はこれにて終了。皆様、よいお年を!
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