◆初の創作!
小品だが、初の創作に挑戦した。前回の赤坂書道教室で、自主課題で書いていた「鄭長猷造像記(ていちょうゆうぞうぞうき)を見たT先生から「その“龍”の文字が面白いから、“龍”が入った作品を創作してみたら?」とそそのかされ(?)、ついその気になってしまったのだ。「龍 四文字熟語」でグーグってみたら、知らない四文字熟語がいろいろ出てきた。そのうちの一つを、鄭長猷造像記風に書いてみた。
↓↓↓「龍章鳳姿(りゅうしょうほうし)」。意味は「まるで龍や鳳凰のような威厳に満ちた勇壮な姿」。ちょっとすご過ぎて引いてしまいそうだが、それはそれ。「龍」だけでなく、鄭長猷造像記で形が面白かった「女」という文字が入っているので気に入っている。2文字目の「章」は少し下がり過ぎた。Aは丸くなってしまったが、洞窟に刀で彫って書かれた造像記らしく、角を鋭くしたかったところだ。
↓↓↓こちらは新たに始めた自主課題の木簡(もっかん)だ。木簡は、紙がなかった紀元前206年~8年(前漢時代)の古代文字で、短冊のように細長く切られた竹や木に書かれている。これはちょっと珍しい木の円柱(七面)に書かれたものだ。
1文字目と5文字目は墨をたくさん入れたところなのだが、それがもっと分かるように書いたほうがよかった(カスレた文字との差が少ない)。残念。
↓↓↓これは同じ文字を茶色の中国の便箋に書いたもの。何となく作品っぽくなったかな。
2/26/2012
◆木簡を半切に書く
青山書道教室で、久々に木簡(もっかん)を半切に書いた。半切は通常の掛け軸に使われている書のサイズのことだ。そういえば、前に外国人が半切のサイズの書を見て、すごく「クール」だと言っていたのを思い出した。確かに、あんなに細長~いサイズのアート作品というのは欧米にはないよね。
↓↓↓1字目は先生が朱で×にした横画はいらない。その代わりに先生が朱で追加した横画が足りなかった(いい加減だなあ)。3字目は少し右肩上がりになり過ぎた。全体的に墨が薄かったので、墨を足したところがポチャッとしてしまった。いつものことながら、もう少し墨を濃くしなくてはいけなかったのだが、なかなか学習されない。というわけで、まだまだなのであった。
青山書道教室で、久々に木簡(もっかん)を半切に書いた。半切は通常の掛け軸に使われている書のサイズのことだ。そういえば、前に外国人が半切のサイズの書を見て、すごく「クール」だと言っていたのを思い出した。確かに、あんなに細長~いサイズのアート作品というのは欧米にはないよね。
↓↓↓1字目は先生が朱で×にした横画はいらない。その代わりに先生が朱で追加した横画が足りなかった(いい加減だなあ)。3字目は少し右肩上がりになり過ぎた。全体的に墨が薄かったので、墨を足したところがポチャッとしてしまった。いつものことながら、もう少し墨を濃くしなくてはいけなかったのだが、なかなか学習されない。というわけで、まだまだなのであった。
2/05/2012
◆最後の黄道周
創玄展への出品が終わり、何だかのんびりムードの今日この頃。赤坂書道教室の共通課題も黄道周(こうどうしゅう)のお題が終了し、4月の新しいお題が決まるまではちょっと間があるので、ほんわかムードになっている(たぶん)。
とはいえ、私は結構さぼっていたので、最終回の黄道周のお題がまだ残っていた。あら残念。
↓↓↓これが最後の黄道周のお題だ。「屋」のAの部分は、曲がる部分を軽く書き過ぎた。先生の朱(B)のようにきちんと書かないと「屋」に見えない。左の行は全体が右に寄り過ぎだ。
↓↓↓こちらは自主課題の鄭長猷造像記(ていちょうゆうぞうぞうき)。Aのハネはもっときっちり書かなくてはいけない。Bの「士」は画数が少ない文字なので、太く力強くしたほうがよかった。朱の丸印2か所は墨をたっぷり付けるところ。特に最後の「敬」は墨を足して書かなければいけなかった。書きながら「ここで墨を付けないとなあ」と思いつつ、時間がないのでつい足さずに書いたのがバレてしまった。
↓↓↓これも鄭長猷造像記だ。こういう文字を臨書していると、その造形の巧まざる面白さに、書きながら思わず笑っちゃうんだよね。
創玄展への出品が終わり、何だかのんびりムードの今日この頃。赤坂書道教室の共通課題も黄道周(こうどうしゅう)のお題が終了し、4月の新しいお題が決まるまではちょっと間があるので、ほんわかムードになっている(たぶん)。
とはいえ、私は結構さぼっていたので、最終回の黄道周のお題がまだ残っていた。あら残念。
↓↓↓これが最後の黄道周のお題だ。「屋」のAの部分は、曲がる部分を軽く書き過ぎた。先生の朱(B)のようにきちんと書かないと「屋」に見えない。左の行は全体が右に寄り過ぎだ。
↓↓↓こちらは自主課題の鄭長猷造像記(ていちょうゆうぞうぞうき)。Aのハネはもっときっちり書かなくてはいけない。Bの「士」は画数が少ない文字なので、太く力強くしたほうがよかった。朱の丸印2か所は墨をたっぷり付けるところ。特に最後の「敬」は墨を足して書かなければいけなかった。書きながら「ここで墨を付けないとなあ」と思いつつ、時間がないのでつい足さずに書いたのがバレてしまった。
↓↓↓これも鄭長猷造像記だ。こういう文字を臨書していると、その造形の巧まざる面白さに、書きながら思わず笑っちゃうんだよね。
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