12/19/2011

◆久々の更新!

うっかりしていると、すぐ来年になってしまう師走がまた今年もやってきた。意味もなくバタバタしているうちに、更新しないまま1か月以上が過ぎてしまった。このまま年を越すのは申し訳が立たないだろうと(誰にだ?)、取り急ぎ更新させていただきやす。

ということで、赤坂書道教室のいつもの共通課題、黄道周(こうどうしゅう)の「七絶草書幅」の臨書をまとめていってみよう。

↓↓↓溜まっていた課題を久々に書いてみたが、いきなりえらく難しいのに当たってしまった。まずはAの部分。「株」という字だから、Aはしっかり書かないとウソ字になってしまう。Cも同様。「張」の最初の横画もしっかり分かるように書かないといけなかった。Bの部分は、どう書いたらいいのかさっぱり分からなかったが・・・、続きは下へ。

↓↓↓Bのゴチャゴチャしているところは「凶」だが、どう書けばいいかというと、赤マジックで手書きした順番が正しい。この文字はパソコンでは絶対出てこない。岩波の『国語辞典』にも載っていなかった。原著の説明文のふりがなは「しょく」となっていたが、書道の辞書を見ると「しゅろ、ソウ」とある。どうもしゅろの木のことみたいだ。

↓↓↓3つあるAはいずれもだらりと曲がるのではなく、ここで筆を立て直して次へ移るという気持ちが大切だった。最後の3文字は「黄道周」と書かれているんだけど、「周」という字は「風」みたいだよね。「七絶草書幅」の臨書はこれにて終了。

↓↓↓お次はやはり黄道周の他の行草書の作品から。Aの「生」という字はもっと小さく。右の3文字は全体に中心が左によってしまった。ということで、ハイお疲れ様でした。

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