◆木簡、そして造像記
残暑が続き、蒸し蒸し度がなかなかおさまらない昨今、体調管理が大変だが、書道教室の皆さんは老いも若きも中堅も、いつものように元気なのだった。大したもんだ。
てなわけで、まずは4月からの期が今回で終了となった青山書道教室のお題からいってみよう。
いつもの木簡の臨書は、半切に5文字(寒吏敢言之)を1行に書くというもの。文字数が少なかったので、時間内に4枚書けたが、結構疲れたなあ~。
↓↓↓Aは長過ぎた。Bの幅は最初の横画とほとんど同じなので、ここは少し短くしたほうがよかった。CのハネはGoodだそうだ。やったね。
↓↓↓Aの「臨」が「言」の飛び出た横画とケンカしている。名前を書くときの位置は要注意なのだ(適当に書いていた!)。空いているところにうまく収まるようにしなくてはいけなかった。反省・・・。
↓↓↓Aのハネはよくない例。最後のハネで墨がスポッと抜けて白くなり、最後にポコッと墨が付いているだけというのはNGなんだそうだ。
お次は赤坂書道教室の自主課題だ。前々から気になっていた中国・北魏(ほくぎ)時代の楷書「鄭長猷造像記(ていちょうゆうぞうぞうき)」(501年)、これを最初から少しずつ書いていこうかな、と今は思っている。すごく個性的な字なので、オリジナルを見ながら書いていると何だか笑えてきちゃうんだよね。
↓↓↓以下の2枚はどちらも文字の位置取りが悪かった。分かってはいるのだが、なかなかいい位置に収まらない。書き終えてからこうすればよかったと思うのだが、いつも「時既に遅し」なのだ。情けない・・・。
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