6/21/2010

◆淡墨をたっぷり

最近、「ちょっといいかも」と思ってきた詩文書(漢字かな混じり書)の1日研究会に行ってきた。自分の好きな文字を半切に書くのだが、教室では習ったことのない淡墨を教えてくれるという滅多にない機会だった。淡墨は普通の濃墨の書と違い、書いたら、まず乾かして墨の濃さをチェックしないと、丁度いい濃さかどうか分からない。書いてすぐは濡れているため結構濃く見えるからだ。つい、こんなもんでいいかな、と思って書いていると、意外にも薄すぎたり・・・。

↓↓↓これは開高健の言葉で「悠々として急げ」。墨が薄すぎた実例だ。墨の量も少な過ぎて、滲みの面白さがあまり出なかった。残念! いつかリベンジしなくっちゃ。

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