赤坂書道教室のお題、何紹基(かしょうき)の不思議な作品「臨張遷碑(りんちょうせんひ)」は、今回でいよいよ最後となる。さて、集大成となりましたかどうか。
↓↓↓見事丸を4ついただき! と思ったら、名前の部分が右肩上がりになり過ぎだった。名前は行書で書いていいのだが、作品とのバランスを考えて、ここは右肩上がりにしない方がいいとのこと。そうだったのか、知らなかった・・・。
↓↓↓これは雑誌『書統』の漢字の規定課題・石鼓文(せっこぶん)。石鼓文は、石に刻まれた文字としては中国で現存する最古のもので、時代はおそらく紀元前200年(秦時代)くらいではないかとされている(所蔵:北京故宮博物院)。木簡(もっかん)よりちょっと昔の文字だけあって、象形文字の雰囲気があるよね。さて本題。T先生に朱で指摘されたように、全体にもっと面長にしなくてはいけなかった。石鼓文は面長なのだ! 筆は羊毛で書いたのだが、これは兼毛の方がよかった。
↓↓↓『書統』の随意課題・漢字の半切。まずは全体像。全体的に墨量が足りない。特に1字目が足りない。行書はボタッとしてはいけないと思って、墨を少な目にしたのが失敗だった。3字目の「而」はカスレ過ぎ。字間を上に詰めて最後の「志」はもっと大きく、普通の大きさに書く(最後に余白がなくて小さくなってしまったのがバレバレ)。
↓↓↓部分的に見ると、Aは先生の朱のように「点」を下げずに、上に並べて4つ書くくらいの方が、足長に見えて格好いい。確かに・・・。
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