昨日はT先生から面白い話を聞いた。T先生がI先生に習っていた時のこと。I先生が1枚の半紙を両手で持ってピンと伸ばし、「ここに筆で書いてごらん」と言うのだそうだ。相当軽く書かないと宙に浮いている半紙は破けてしまう。その時はうまく破けずに書けたのでほっとしていたら、「普段はそんなに軽く書いていないだろう」と、すっかりお見通しだったそうな。宙に浮いている半紙に書くように、力を抜いて書く…。う~~む、まだまだ先は遠そうでござる。
さて、気を取り直して昨日のレッスンの復習だ。
↓↓↓私が書いた文字(墨文字)の矢印部分に問題あり。O先生によると、左払いには大まかに分けて3種類あるんだそうな。ここは朱で先生が書いた一番長い左払い、つまり水平にしてからグーっと払う形が正解。
↓↓↓はい、これでOK。よくできました、と丸をもらってご満悦。
↓↓↓O先生、これもいいね、と丸を付けてから、「ン?」と矢印部分で突然固まった。「どうしてこんな跳ねになるのかな?」 早速、先生は私の書くところを見ながら原因を探求。その結果、書くときに筆先が穂の形ではなく刷毛のような平べったい形になっていたことが判明。私はいつも墨を付け過ぎるので、硯の端で墨を落とすのだが、その際に穂先がべったりと平べったくなってしまったわけ。そ・そうだったのかあ…。
↓↓↓模範はこちら。こんなに簡単そうなことでも、結構難しいのだなあ。
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