「狂ってたのは、俺か、時代か?」という強烈なインパクトのキャッチフレーズに誘われ、先週、河鍋暁斎(かわなべきょうさい)の展覧会に行ってきた。
東京駅近くの三菱一号館美術館で今も絶賛開催中のこの展覧会、タイトルは「画鬼暁斎~幕末明治のスター絵師と弟子コンドル」。
タイトルもキャッチフレーズ同様、河鍋暁斎がどんな絵師だったかを簡潔に言い表す一方で、多くは語らずに受け手の想像力に委ねて好奇心を喚起させている。なかなかの傑作なのではあるまいか。その辺の(どの辺だ?)コピーライターもビックリのセンスのよさなのだ。
「こりゃ行くしかないでしょ」ということで、見に行ってもちろん大いに堪能したのではあるが、問題がひとつ。外は猛暑、展示室の中は極寒という強烈な温度差。これから行かれる方、冷房対策をお忘れなく。
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