7/30/2015

◆倪元璐の半切再び

信じられないくらい暑い日が続き、気分も萎えてしまいそうな今日この頃。ぼや~っと近所を歩いていたら、見たことのない色のひまわりを発見! 何だか楽しくなって急に元気になったよ。花の威力ってすごいなあ。
元気になったところで、久々の書道レッスンにいってみよう!

↓↓↓これは前に先生から注意された箇所を直した(つもりの)倪元璐(げいげんろ)だ。半切になるとちょっと恰好よく見えるのは気のせいか?
 ↓↓↓これはその続きで「謁者竟淮海、會稽俄侍中。由來英主意、不肯示通」。Aの字間が詰まり過ぎた。もう少しあけてA以下のゴチャゴチャ感をなくしたかった。Bのあたりの5文字は左右が同じサイズに揃ってしまった。先生の朱のようにところどころ左右を広げてリズムを出すと見栄えがする。臨書といえども作品として魅力的なバランスを考えなくてはいけないんだね。臨書も奥が深いなあ。
 ↓↓↓これは自主課題の「楊淮表記(ようわいひょうき)」より「邳擧孝廉」の4文字。Aの転折がふにゃふにゃだ。ここはしっかりした転折にしなくてはいけない。
 ↓↓↓その続きで「尚書侍郎」。Aの文字はカスレ過ぎ。あまり極端にならないように注意しなくてはいけなかった。こういう素朴な字でも、楽しく書けばいいってもんじゃないんだよね。反省・・・。

7/29/2015

◆画鬼暁斎~三菱一号館美術館にて開催中!

「狂ってたのは、俺か、時代か?」という強烈なインパクトのキャッチフレーズに誘われ、先週、河鍋暁斎(かわなべきょうさい)の展覧会に行ってきた。

東京駅近くの三菱一号館美術館で今も絶賛開催中のこの展覧会、タイトルは「画鬼暁斎~幕末明治のスター絵師と弟子コンドル」。
タイトルもキャッチフレーズ同様、河鍋暁斎がどんな絵師だったかを簡潔に言い表す一方で、多くは語らずに受け手の想像力に委ねて好奇心を喚起させている。なかなかの傑作なのではあるまいか。その辺の(どの辺だ?)コピーライターもビックリのセンスのよさなのだ。

「こりゃ行くしかないでしょ」ということで、見に行ってもちろん大いに堪能したのではあるが、問題がひとつ。外は猛暑、展示室の中は極寒という強烈な温度差。これから行かれる方、冷房対策をお忘れなく。


7/10/2015

◆東京ミッドタウンのアートツアー!

東京ミッドタウンのユビキタス・アートツアーに行ってきた。その日は生憎の雨だったため庭園巡りができず残念だったが、ユビキタス端末に誘導されながら館内のさまざまな場所に設置されたアートを堪能した。
依頼主とアーチストのそれぞれの思いが込められた作品たちは、それぞれに相応しい場所で、そこにしかない空気を吸って輝き、アートのあるべき姿を見せてくれる。そのようなものがあることに気づかず通り過ぎる買い物客がほとんどという中、実はそこのアート作品がその場の空気感を作り上げているという面白さ。美術館での鑑賞とはひと味もふた味も違う楽しみ方ができるのだ。
今度はぜひ晴れの日に、アートと建築デザインの全24作品を巡るフルコースに挑戦したい。(雨の日コース80分、フルコース120分、他にもいろいろなコースあり、無料)