赤坂書道教室では約半年間にわたって倪元璐(げいげんろ)が共通課題となっていた。それも今月で終了。最後は好きな部分を半切に書いて卒業(?)だ。どこから書くといい感じになるかいろいろ検討してみたが、結局頭の部分から書くのが一番よさそうという結論に至ってしまった。何だかなあ~。
↓↓↓「共暁承明貴漢臣殊異同 汲生求入幕嚴子乞」。「幕」の長く伸びる縦画(B)を見せ場にしたくて書いたのだが、この縦画の位置、もう少し右側だった。Aもちょっと左に寄り過ぎだ。Cは大きめにした方がバランスがいい。
↓↓↓次は自主課題の懐素(かいそ)の自叙帖(じじょじょう)だ。これが自叙帖の最後の11文字「大暦丁巳多十月廿有八日」。Aのアキが狭過ぎた。Bをもっと小さくするとCが生きてきた。そういった作品としてのバランスを考えながら書くことが重要なんだね。まだまだだなあ~。
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