↓↓↓これが甲骨文で書いた「萌」。先生からの指摘は、墨のかすれが筆の穂の腹で書いているためすべっているところが駄目なんだそうだ。筆先がしっかり紙を掴んでいる感覚で書くのが正解なのだが、何回言われても身に付かないんだな~。Aは思い切って長くしてもよかった。Bは長さを短くしてたっぷりの墨量にするという手もある。
↓↓↓同じ甲骨文で「夢」。Aは同じような細い線があるのでここは太くした方が面白かった。Bは左側の長い線との対比であえて短くしたらいいとのこと。
↓↓↓次は自主課題の懐素(かいそ)の自叙帖(じじょじょう)だ。上は「遠錫無前侶」、下は「孤雲寄太虚」。上の右側は字の大小のバランスが悪かった。Aをもっと小さくしてBにゆとりを持たせたかった。Cは上にある文字との対比で横に広げず締まった形にした方が恰好いい。全体的には、このように思い切りのびのび書かれている書を臨書するときは、筆の上の方を持って書いた方がいいとのこと。
↓↓↓最後は共通課題の倪元璐(げいげんろ)、五言律詩幅で「侍中由来英」の5文字。こちらはガッツリ集中して書く方がよいので、筆の上の方ではなく、どちらかというと下の方を持った方がいい。書くものによって筆の持ち方が違ってくるというのは、あまり意識していなかったのでこれから気を付けねば。