1/14/2013

◆赤坂書道教室がスタート!

いよいよ2013年の書初めだ。早速、赤坂書道教室の自主課題、願真卿(がんしんけい)の祭姪文稿(さいてつぶんこう)からいってみよう。書けば書くほど(と言うほど書いてはいないが)難しくなっていくような気がする。いつも新たな発見があって、ホント、奥が深いのだ。

↓↓↓これは「蒲州諸軍」という4文字。今回は文字と文字の間をつなぐ連綿(れんめん)の書き方がポイント。「諸」が終わるAでは筆を少し返すような形に切り替えて連綿で勢いよくBまで続け、Bからは「軍」の最初の部分を書くという気持ちが必要。CとDも同様だ。

 ↓↓↓その続きの「事蒲州刺史」。Aはスペースをもっと空けたかったところ。「刺」から「史」に続く連綿も、やはり連綿部分を別モノとして書けていない。Bで筆を返すようにして連綿をしっかり書き、Cあたりで「史」の縦画になっていく(力を入れて書く)。連綿部分は速く書いてカスレさせればいいと思っていたが、そう単純ではないんだね。知らなかった・・・。


 ↓↓↓こちらは共通課題の呉昌碩(ごしょうせき)・臨石鼓文(りんせっこぶん)。書いているのは「寺射??」。「??」は活字がないがビシという2文字だ。AとBはどちらも寸足らずだった。もっと縦長に書きたかったところ。 2文字目の「射」という字は弓を引いている感じがよく出ているよね。象形文字なんだなあ、と納得。


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