4/14/2012

◆あっという間に葉桜の季節:赤坂教室は新しいお題スタート!

「2月は逃げる」「3月は去る」とはよく言ったもんで、あっという間に4月も半ば、葉桜の季節になってしまった。意味もなく焦ってしまうのだ。
赤坂書道教室もいよいよ4月の教室が始まり、共通のお題が傅山(ふさん、1607~1684年)の行草書「行草五言古詩巻」となった。傅山は明時代(1368~1644年)の書家だが、道教に信奉し、道士として活躍した。相当な秀才でもあったようだ。カッコイイ文字なので、これから臨書していくのは楽しいが、何と書いているのか分からないのが、ちょっと悲しい。

↓↓↓墨を足さずに一気に書いてしまったため、文字がカスレ過ぎてしまった。「用」あたりで墨を入れたらよかった。残念。

↓↓↓次の2枚はいつもの自主課題の木簡(もっかん)だ。こちらも何を書いているんだか分からないと思うが、2000年も前の、しかも中国語だから仕方ない。そう思うと、逆に今の漢字と大差ない文字が多いのに驚かされる。一番分かりにくい最後の文字は「衆」。言われてみれば、そう読めてくるよね。

↓↓↓左上の字が読みにくいが、これは「謹」という字。この木簡は字体がすごく面白いので、書くだけでストレス解消になるのだ。

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