3/07/2012

◆自主課題の木簡&黄道周の半切

赤坂書道教室では、前回から始めた自主課題の木簡(もっかん)が楽しかった。青山書道教室のお題も木簡なので紛らわしいが、その文字の種類は実に多彩なのだ。
私が自主課題に選んだ木簡は、造形美に溢れた魅力的な文字が次々に出てくるので、興味が尽きない。こういう素朴な文字は、本当に味わい深いよね。

↓↓↓これは、T先生から「下手なんだか上手いんだか、よく分からないような字だなあ」と、褒めてるんだかけなしてるんだか、よく分からない褒められ方をされた一品だ。Aはもう少し小さ目のほうがバランスがよかった。Bはちょっと右寄りの方がいい。Cは少し上がり過ぎだ。Dは左右の文字が重ならないようにしなくてはいけなかた。

↓↓↓これは全体に余白がもう少しあったほうがきれいだった。Aを小さ目にし、Bの間をあけるようにすると余白が効果的になる。

↓↓↓これは1月までの共通課題だった黄道周(こうどうしゅう)を半切で1行に書いたもの。「老」がこの書の見どころなのだが、Aはもっと直線的に書いたほうがよかった。

↓↓↓「十」の前のBであえてスペースを作ると余韻が出てくる。こういうのは高等技術なんだろうなあ。

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