◆甲骨文の選別会次点作
毎日書道展の我々の会派の選別会で、最終的に次点となった作品をここでこっそりご紹介。紙のサイズは、選別されて出品作となったものが3×4尺の横長だったのに対し、こちらは2.4×5尺の縦長だ。書いた文字はどちらも同じ「雲外歩」という3文字。「雲の外を歩く」、つまり「独自の道をいく境地」という意味。そこまでの境地、なかなかなれないよなあ・・・。
5/22/2011
◆青山書道教室は木簡!
ゴールデンウィークにうっかりと風邪を引いてしまい、5月初旬の書道教室はお休みしたため、昨日は久々の教室だった。青山書道教室の4月からはじまった新しいお題は木簡(もっかん)。今回はその15文字を半切2行に書くというものだ。4月も休んでいたので、「あらら、そうなの?、いきなり(私だけですが)ヘビーじゃない?」という感じだったが、誰も構っちゃくれない。
木簡は中国・前漢時代の文字で、2000年以上も昔のもの。紙が発明される以前、木や竹を短冊のように切ったものに書かれた文字のことだ。20世紀に入った頃に、楼蘭(ろうらん)や敦煌(とんこう)で欧州の探検家によって大量の木簡が発見され、その当時の文字が白日の下になった。紙はなくともちゃんと墨で書かれているところは、さすが中国4千年の歴史だね。木簡にはさまざまな書体があるが、これは書いた人の個性がストレートに出ているからだろう。こういう文字は、見ているだけでも、ホント、楽しい。
↓↓↓これは「敦煌漢簡」からの一部。ちょっと見にくいが、2行目、上から2文字目の「県」という字、先生の朱が入った最初に書いたものでは「作り」が大きくなり過ぎ。上の半切ではそれを修正できたかな?
↓↓↓2行目1文字目の「昌」という文字。最初に書いたとき(下の半切)はよかったのだが、上の半切では縦画の起筆が2本とも軽く入り過ぎた。ちょっと穂先を止めてから書かないといけなかった。細かいところだけど、まだ身に付いてない証拠だなあ・・・。
ゴールデンウィークにうっかりと風邪を引いてしまい、5月初旬の書道教室はお休みしたため、昨日は久々の教室だった。青山書道教室の4月からはじまった新しいお題は木簡(もっかん)。今回はその15文字を半切2行に書くというものだ。4月も休んでいたので、「あらら、そうなの?、いきなり(私だけですが)ヘビーじゃない?」という感じだったが、誰も構っちゃくれない。
木簡は中国・前漢時代の文字で、2000年以上も昔のもの。紙が発明される以前、木や竹を短冊のように切ったものに書かれた文字のことだ。20世紀に入った頃に、楼蘭(ろうらん)や敦煌(とんこう)で欧州の探検家によって大量の木簡が発見され、その当時の文字が白日の下になった。紙はなくともちゃんと墨で書かれているところは、さすが中国4千年の歴史だね。木簡にはさまざまな書体があるが、これは書いた人の個性がストレートに出ているからだろう。こういう文字は、見ているだけでも、ホント、楽しい。
↓↓↓これは「敦煌漢簡」からの一部。ちょっと見にくいが、2行目、上から2文字目の「県」という字、先生の朱が入った最初に書いたものでは「作り」が大きくなり過ぎ。上の半切ではそれを修正できたかな?
↓↓↓2行目1文字目の「昌」という文字。最初に書いたとき(下の半切)はよかったのだが、上の半切では縦画の起筆が2本とも軽く入り過ぎた。ちょっと穂先を止めてから書かないといけなかった。細かいところだけど、まだ身に付いてない証拠だなあ・・・。
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