9/20/2010

◆猛暑もようやく終わりかな?

朝晩が涼しくなり、ようやく秋の気配がしてきた今日この頃。とはいえ、夏の疲れがダラダラ残るなあ、とボ~ッとしていたら、青山書道教室ではそんなこた知ったこっちゃない、と言わんばかりの顔真卿(がんしんけい)の半切だ。

↓↓↓顔真卿の行書「祭姪文稿(さいてつぶんこう)は今回で終了。総仕上げの半切だったが、左側の行の中心軸がバシっと決まらない。さらにT先生から、筆を上下運動させる、つまり穂にバネをきかすことを意識するようにとアドバイスされた。よく言われるのに、つい忘れてしまうんだよね。


↓↓↓赤坂書道教室のお題は、先月から始まった蘇軾(そしょく)の迫力ある行書「黄州寒食詩巻」。Aは文字の繋ぎといえども見せ場なので、もっと太く線に勢いをつける。Bの部分も同じ。迫力はこういうところで出すんだね。


↓↓↓最後は雑誌『書統』の漢字かな混じり書のお題。まど・みちおさんの詩だ。「この地球のうえには ほうぼうに置いてあります 海や川や湖水など さまざまな美しいかがみが」。こんな詩に相応しい海や川や湖水なのか、心配な地球です。

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