1/17/2010

◆顔真卿と木簡と

1月も早や中盤。もう3月の錬成会(れんせいかい)、つまり終日書道漬けになる勉強会の申込書が配られた。こうやってあっという間に時は過ぎていくんだなあ。うかうかしちゃいられません。

↓↓↓青山書道教室での書き初めは昨年からの課題・顔真卿(がんしんけい)。Aの部分の角はきりっとさせ、内側に少し湾曲させて波打つような気持ちで刎ねていく。こんな単純な字が難しいんだよね。


↓↓↓今回は大御所のI先生も登場。4文字書いたものを見てもらったところ、2文字は見事、二重丸だ。Aの部分の「糸」はもう少し縦長に書くとバランスがよくなるとのこと。T先生からは、事前にAの点の部分はサッと書くのではなく、粘って、抱え込むような感じに書くように、というアドバイスがあったので、そこは注意して書いたつもり。


↓↓↓赤坂書道教室の方は今回は特に決まった課題はなく、半切(はんせつ)に自分の好きな文字を書くというものだった。そこで、木簡(もっかん)のなかでも、大胆な刎ねが魅力的な文字を見つけて臨書してみた。モチロン、最後の「行」が見せ所だ。オリジナルの「行」の刎ねはもっと長~~~いのだが、紙の長さが足りなかった?!

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