1/31/2010

◆つ・ついに二科卒業!

今回、創玄展に出した作品が准二科賞となり、ついに二科卒業に必要な点数を獲得した。 これで来年から念願の一科に昇格だ。知らない人には何のことだかさっぱり分からないと思うが、要するに今までマイナーリーグでプレーしていたのが、ようやく大リーガーになったわけだ(ちょっとオーバー?)。いや~~、よかった、よかった。

てなわけで、祝賀ムード一色の中ではありますが、ここは冷静に(?)いつもの青山書道教室のお題に行ってみよう。

↓↓↓顔真卿(がんしんけい)の臨書。うまくいったはずだったが、Aの転折(てんせつ)の部分、ちと力が入り過ぎ。残念!


↓↓↓これは「書統」2月号の随意課題。「雲は白く風は清(す)み、蘭は芳しく桂は香る」の部分。蘭の“門”の部分の書き順が分からなかったので、先生に朱で書いてもらった。数字の①②③の順番が正しい。最後の“香”の文字をもっと縦長にすると見栄えがよくなる。名前の位置は中心軸の右側にして、その左に印を押し、丁度いいバランスにする。筆は少し大きいものを使って穂先で書くといいそうだ。なるほどねえ。 

1/17/2010

◆顔真卿と木簡と

1月も早や中盤。もう3月の錬成会(れんせいかい)、つまり終日書道漬けになる勉強会の申込書が配られた。こうやってあっという間に時は過ぎていくんだなあ。うかうかしちゃいられません。

↓↓↓青山書道教室での書き初めは昨年からの課題・顔真卿(がんしんけい)。Aの部分の角はきりっとさせ、内側に少し湾曲させて波打つような気持ちで刎ねていく。こんな単純な字が難しいんだよね。


↓↓↓今回は大御所のI先生も登場。4文字書いたものを見てもらったところ、2文字は見事、二重丸だ。Aの部分の「糸」はもう少し縦長に書くとバランスがよくなるとのこと。T先生からは、事前にAの点の部分はサッと書くのではなく、粘って、抱え込むような感じに書くように、というアドバイスがあったので、そこは注意して書いたつもり。


↓↓↓赤坂書道教室の方は今回は特に決まった課題はなく、半切(はんせつ)に自分の好きな文字を書くというものだった。そこで、木簡(もっかん)のなかでも、大胆な刎ねが魅力的な文字を見つけて臨書してみた。モチロン、最後の「行」が見せ所だ。オリジナルの「行」の刎ねはもっと長~~~いのだが、紙の長さが足りなかった?!

1/11/2010

◆謹賀新年!

新年早々の連休中に創玄展(二科)・応募作品の選定が無事終了し、皆でホッと一息した今日この頃。そんななか、赤坂書道教室での書き初めは、これまでの課題だった龍門二十品の造像記(ぞうぞうき)の中から好きな部分を、お手本なしで半切に書くというものだった。2行に書いてもいいし、1行でもいい。文字の数も自由。さて、どんなことになりましたか。

↓↓↓「馬」という文字が非常に造形的で、すっかり気に入り、果敢に(?)挑戦! 出来栄えやいかに? 文字の中心軸が少し右に寄りすぎだって。あら残念。


↓↓↓創玄展に応募するために書いた中から2枚を選んで接写! よい結果が出ることを祈りつつ。