お盆休みに沖縄へ行って、の~~んびりしてしまったせいか、今回の書道教室では思ったような傑作(?)を書けなかった。ま、何はともあれ、とりあえず沖縄土産のシーサーをどうぞ(新型インフルじゃないよ)。
元気になったところで、いつものように青山書道教室のお題・書譜(しょふ)の臨書から始めよう。T先生からの注意事項は、以下のとおり。
・オリジナルをよく観察する。特に交差した線は上下左右の長さの違いを比較してみる。
・転折(てんせつ)の部分はきっちりと止め、そこで弾力をきかせ、次の線を書く。
・草書だからといって最初からさらさら書かない。スピードを出すのは形を覚えてから。
↓↓↓これはオリジナルを全然観察していないことがよく分かった1枚。AとBの部分は長過ぎた。Cは矢印の方向から入っていく書き方が正しい。Dの部分は「衣」だということを分かって書かないと「尤」のようになってしまうので要注意。ハネの部分の横画がちょっと長過ぎた。
↓↓↓赤坂書道教室のほうは、石窟に彫られていた造像記(ぞうぞうき)。これは1500年くらい前の文字だ。AとBは、Aのほうが幅をとり過ぎてしまった。Cの部分は、これも筆は内側から入る。ノミでグッと彫った感じを出したいところだ。最後の文字、にんべんの縦画の終筆部分は抑えない(これはうまくいったかも)。
↓↓↓最後は楽しい古代文字の隷書(れいしょ)だ。長い縦画が単調になっているので、書くときにスピードの変化をつけるといいとのこと。次回の課題だね。