9/17/2007

◆木簡(もっかん)はイイ線いってる?

赤坂の書道教室では、今回も紀元前の古代文字・木簡(もっかん)の臨書を楽しんだ。古代人の大らかで素朴な文字を見ながら書いていると、現代社会のストレスなんか吹っ飛んでしまいそうだ。

↓↓↓矢印のとおり、終筆は先生の朱の位置まで下がった方がいい。つまり「女」という字の下を左右で揃えるということ。でも他の3文字はOK。線に緩急があり、なかなかいいとのこと。行書は駄目だけど、こういうのは書きやすいよなあ~~。


↓↓↓「火」の最後のはらいは、朱のように下向きに。「亭」の矢印Aは朱(矢印B)のように軽~く書く。私の曲がり角は、ちょっとぼってりしてしまった。


↓↓↓最後は、木簡程度じゃストレスを発散できない!という首までストレス漬けのあなたに。青山の書道教室で書いたこの栞(しおり)をどうぞ。「ただいま雲隠れ中」という言葉だけ残し、どっかに行っちゃうというのも手でござる。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

確かに、イイ線いってると思います。
或いは、好みも影響しているのかも知れませんが… この書体は、素朴ですごく楽しい!縄文時代や弥生時代の土器や埴輪からうける印象に似てます。「ま、何はともかく、楽しくやろうよ!」みたいな… ついこの間、我が家の配管修理に来たおじさんもそう言ってました。「人生何があるかわからないんだから、楽しまなくちゃ!」年齢を重ねるにつれてそう思うようになったそうですが、年を聞くと、まだ40歳だって!そのセリフはまだ20年早いだろうと言いたいけれど、September 11を直接・間接的に経験したアメリカ人の心境なのかもね。

では、また楽しい書体を期待してまーす!

Nana

giza さんのコメント...

ありがと!
木簡のファンになってくれてうれしいわ。最近は書が注目されているらしく、今年の恵比寿ガーデンプレイスのアニバーサリー・イベントのテーマが「書」なのです。来週の日曜日は、そのイベントのひとつ・書と和楽のライブ・パフォーマンスを見に行って、ブログに載せる予定だから楽しみにしていてね。恵比寿ガーデンプレイスのホームページを見ると、詳しく載っているのでぜひチェックしてみて。あ、アメリカからじゃ、行けないか・・・。