7/21/2013

◆今回も臨書は蘭亭序と祭姪文稿!

夏の暑さにかこつけて、ついグダグダしてしまう今日この頃。いやいやちゃんと臨書もしなきゃいけないぞ、と自らを叱咤激励しつつ、今回も赤坂教室のお題を真面目に(?)いってみよう!

↓↓↓これはいつもの共通課題、王羲之(おうぎし)の「蘭亭序」だ。Aの「又」の部分はもう少し上だ。それに伴いBの「貝」も上がるとバランスがよくなる。Cの部分はもっと直線にしなくてはいけなかった。Dの部分はくねり過ぎだ。
↓↓↓自主課題の顔真卿(がんしんけい)の祭姪文稿(さいてつぶんこう)。Aは墨が入り過ぎてボッタリしてしまった。Bの部分は少し内側に向いた方がよかった。
 ↓↓↓上の続きがこちら。Aはもっと大きく書き、Bの2文字はもっと小さく書きたかったところ。作品として、どの文字を大きく書いたら見栄えがいいかというところまで考えなきゃいけなかった。なかなかそこまで気が回らないんだよねえ~~。

7/08/2013

◆金の墨汁で再チャレンジ!

なんだかんだと一人言い訳をしながらグダグダしていたら、もう7月。猛暑続きに身体も脳ミソもうだってはいるが、気を引き締めて久々の更新だ。今回は超古代文字・甲骨文のオンパレード。前回紹介した金の墨汁を使って再チャレンジした試作もあるので、まずはそれからいってみよう。黒い和紙は、たまたま入った銀座の鳩居堂で見つけたものだ。

↓↓↓これは「雨後青山」の4文字。Aの部分、もう少し上から書き出した方がよかった。Bはスペースが詰まり過ぎ。Cは下を少し延ばした方が落ち着く。
↓↓↓こちらは印に注目。白い紙に押したのとは全く違う表情になっているよね。空高く舞い上がったお正月の凧みたいな風情がある。因みに、この印は教室の種家先生に彫ってもらったもので、私のお気に入りの一つだ。
↓↓↓これは「喜雨(きう)」と読む。「喜雨」とは干ばつの後などに降る恵の雨のことで、「慈雨」と同意語だ。「喜」という文字の形がかわいいよね。先生からの注意点は、Aの形がA-1のように見えてしまうので、A-2かA-3のように書いた方がいいとのこと。Bの横画は太過ぎた。
↓↓↓最後は「緑」。いくつか書いた中で一番よかったのがこれだ。名刺などのアイコンとして使ってみたいと思っているのだが、果たしてうまくいきますかどうか・・・。