5/09/2010

◆現代アートアイランド・直島!

このGWに、瀬戸内海の小さな島、でありながら、現代アートのメッカとも言うべき直島(なおしま;香川県)に行ってきた。
宿泊したベネッセハウスは、ホテルであり現代アートミュージアムであり、海辺のリゾートでもあるという、なんとも贅沢な空間だった。しかも建物はすべて世界的建築家・安藤忠雄氏のデザインによるもの。安藤忠雄建築とインパクトのある現代アート、直島のゆったりとした自然、これら3者のコラボレーションが異彩を放つ場所だ。おかげで普段使っていない脳みそに「活!」を入れることができた、ような気がする。

↓↓↓ホテルに入ったところで我々を出迎えてくれたのがこの大きな作品。絵の具で描いた抽象画のように見えるが、実はネット上で手に入る絵をダウンロードし、その一部を巨大化して作り上げたものだという。(トーマス・ルフ、2005年)


↓↓↓これは客室に行くエレベーターの横にいつも立っている支配人(?)。鉄製なのだが、何度も会うので温もりさえ感じてしまった作品だ。(アントニー・ゴームリー、2004年)


↓↓↓「光の棺」と名付けられたモノクロ写真の作品群の一部(合計6枚)。安藤忠雄氏の建築とアート作品とのコラボが見事に結実した、ホテル内とは思えない荘厳な空間だ。(杉本博司、2009年)


↓↓↓これは直島のキャラクターになってしまった感のある大きな黄色い南瓜。周囲の自然との強烈なミスマッチが、見る者の気分をわくわくさせてくれるのだ。この作品の周りはいつも観光客でいっぱいだった。(草間彌生、1994-2005)


紹介しきれないが、さらにあんな、こんなで・・・





























↓↓↓最後は港にある赤い巨大南瓜。中に入って遊ぶこともできる。一目瞭然だが、これも草間彌生さんの作品。直島を去るとき、この赤い南瓜が「あら、もう行っちゃうの?」と言いながら(?)見送ってくれた。名残惜しいなあ。

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