年末年始の休みが早くも記憶のかなたに立ち去り、初出勤から怒涛の1週間が過ぎたが、書道の方も忘れちゃいけない。今年の赤坂の書道教室では、皆の共通のお題が初の「王鐸(おうたく)」の行書と相成った。T先生に王鐸の行書の本を見せてもらい、その迫力にびっくり。ただ臨書するだけでも、すごい作品を作れそうな予感がし(ちょっとずうずうしい?)、皆、やる気満々となったのだった。モチベーションが上がるなあ。
王鐸(1592~1652年)という人は、明と清の2つの王朝に仕えた人物。楷書は顔真卿(がんしんけい)、行書は王義之(おうぎし)の書に学んだというが、その個性的かつ奔放な書は全く独自のもので、今でも多くの書道家を魅了している。
↓↓↓と、そこまで聞いて、この習作を見るとがっくりするかもしれないが、ま、お付き合いくださいまし。先生からは、なかなかいいじゃない、と言われちょっと満足。先生が書いた朱の部分、2本の横線の角度が微妙に違うところに注目。そういった細かいところを観察しなくてはいけないのだ。なるほど、先は長いぞお。
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