9/30/2007

◆木簡(もっかん)と褚遂良(ちょすいりょう)、そして特別昇段級試験

今回も赤坂書道教室のお題は「木簡」だ。随分うまくなったはず、なのだが・・・。さて?

↓↓↓結構イイ線いったと思ったが、先生の朱が入ったところ、横線が駄目だった。始筆から終筆まで同じ太さで書くのが正解。私のは徐々に細くなってしまった。


↓↓↓これは「書作」に提出する月例競書のお題「褚遂良」の楷書。細い線が美しい、味わいのある碑文だ。先生の朱のように、細い線を鋭く書くと、キリリとした力強さが出る。残念ながら私のはイカンですなあ。来週も教室があるので、これはもう一度挑戦した方がよさそうだ。


↓↓↓最後は初の挑戦となる「書作」特別昇段級試験に提出した半切作品の習作だ。行書(顔真卿の争坐位稿)と楷書(高貞碑)の2種類だが、どちらも2行目の墨を入れる位置がポイント。上から2文字目にするとバランスがいい。この注意を守って書いた作品を提出したのだが、果たして結果やいかに。

9/23/2007

◆恵比寿ガーデンプレイスで書道?!

昨日、恵比寿ガーデンプレイスの第13回アニバーサリーイベント「書 KAKU ~想い、筆にのせて~」に行ってきた。さすが「書」がテーマのせいか、いつもとは客層が違い、お年寄りと子供が多かった。

↓↓↓恵比寿ガーデンプレイスに入ると、すぐに迎えてくれるのがこちら。巨大な筆のオブジェだ。


↓↓↓本日のメインイベント、若き書道家・武田双龍と和楽(二十五絃箏)の奏者・中井智弥のコラボレーション。大空の下、武田双龍が大筆で渾身の力を込めて書く姿は圧巻。その姿を見ながら中井智弥がアドリブで奏でた音色は、実に伸びやかだった。


↓↓↓そして最後は、大きな紙に観客が思い思いの字を書くという大空イベントらしい締めと相成った。私も早く、こんな大きな紙に一文字ドカンと書いてみたいなあ~。

9/17/2007

◆木簡(もっかん)はイイ線いってる?

赤坂の書道教室では、今回も紀元前の古代文字・木簡(もっかん)の臨書を楽しんだ。古代人の大らかで素朴な文字を見ながら書いていると、現代社会のストレスなんか吹っ飛んでしまいそうだ。

↓↓↓矢印のとおり、終筆は先生の朱の位置まで下がった方がいい。つまり「女」という字の下を左右で揃えるということ。でも他の3文字はOK。線に緩急があり、なかなかいいとのこと。行書は駄目だけど、こういうのは書きやすいよなあ~~。


↓↓↓「火」の最後のはらいは、朱のように下向きに。「亭」の矢印Aは朱(矢印B)のように軽~く書く。私の曲がり角は、ちょっとぼってりしてしまった。


↓↓↓最後は、木簡程度じゃストレスを発散できない!という首までストレス漬けのあなたに。青山の書道教室で書いたこの栞(しおり)をどうぞ。「ただいま雲隠れ中」という言葉だけ残し、どっかに行っちゃうというのも手でござる。