4/18/2010

◆冬の寒さでも八重桜は満開!

この1週間、本当に冬と勘違いするほどの寒さだったが、家の近くの八重桜は健気にもちゃんと満開になり、我々の目を楽しませてくれている。やっぱり春なんだね。よかったあ。


さて本題。青山書道教室は4月からお題が新しくなった。とは言っても前回同様、超個性派の書家・顔真卿(がんしんけい、唐時代)の書なのだが、今回は楷書ではなく、行書の祭姪文稿(さいてつぶんこう、758年作)だ。これは甥の季明(きめい)が戦死したことを悼んで書かれた弔辞文の草稿で、本物は台北の故宮博物館に所蔵されている。荒々しくも悲しみに溢れた書なのである。

↓↓↓全体的に墨が多すぎた。1文字目と最後に墨を入れる程度でよかった。行書はボタボタしちゃいかんのだ。


↓↓↓こちらはカスレが出ているので、O先生曰く「立体的に見える」。なるほどね。書いている途中で墨が足らなくなってもぐっと我慢して、ゆっくりと粘っこく最後まで書き切ることが肝要。先生が真ん中に書いた朱の文字がそれだ。これが書道の醍醐味なんだとか・・・。


↓↓↓お次は赤坂書道教室だ。お題はいつもの何紹基(かしょうき)の臨張遷碑(りんちょうせんひ)。今回も利き腕でない左手で書いたが、力が全然入っていないことが自分でもよくわかる。力を入れずに書くって、こういうことなんだ。臨張遷碑は何紹基が左手で書いたんじゃないかという説を唱えるT先生は、「もし本当にそうだったら、すごい発見だよね」と言いつつ、「でも証明のしようがないなあ」だって。残念!


↓↓↓以下はいずれも雑誌「書統」の規定課題。上は王義之(おうぎし)の行書。下は久々の漢字かな混じり書だが、名前が下過ぎたので、印はT先生のアドバイスで、名前の右側に少し文字と重なるように押した。名前の横に印を押すときは左側に決まっていると思っていたが、デザイン的に悪くなければ右側でもいいというのは、ちょっと驚きだった。

3/28/2010

◆寒さは書道で吹き飛ぶか???

桜の開花宣言はされども真冬のような寒さで、また冬に戻ったらどうしよう!、と心配になってしまう今日この頃。そんなうつむき気分を吹き飛ばすために、まずは私の大好きな何紹基(かしょうき)の臨張遷碑(りんちょうせんひ)からいってみよう!

↓↓↓と言いつつも、なかなかバシッと決まらない。上段2文字と下段2文字の間をもっとあければよかった。名前は下過ぎ。印を押す場所を考えて位置を決めなきゃいけなかった。でも、やっぱり味のある楽しい文字だよね。T先生は、これでさらに勢いが出るといいと言うが、左手で恐る恐る書いているから勢いを出せと言われてもなあ。 


↓↓↓これは雑誌「書統」の月例選書の規定課題だ。隷書(れいしょ)が課題からなくなってしまったので、気分一新、今回は王義之(おうぎし)の行書「集字聖教序(しゅうじしょうぎょうじょ)」だ。やはりこれも文字の位置取りが悪かった。「幽」はもっと下に。「顕」の下と揃える気持ちで。「義」の最後のななめの縦画は角度が悪い。ななめの線は特にオリジナルの角度を観察するように、とのこと。確かにオリジナルを見ると、先生の朱のように、もっと鋭角の線で下に伸びている。そういう観察をする目が重要なんだね。

3/22/2010

◆毎日展のための錬成会!

創玄展が終わりホッとしたのも束の間、もう毎日展応募の準備をしなくてはいけない時期になってしまった。ホント、こうしてあっと言う間に歳をとっていくのだなあ。

そんなわけで、先週は毎日展用の1日強化練習(錬成会)に参加し、H会のいろいろな先生方にアドバイスしてもらいながら、大きな作品に挑戦した。

↓↓↓その成果がこちら。「野廣鳥声楽」という漢詩。意味は、広々とした野原で鳥が楽しそうに歌ってるよ、といった感じかな。


以下は先生方からのアドバイス。いつも同じようなところを指摘されるってことは、まだ身に着いてない証拠だね。
●墨をうんとたっぷりつける(筆の根元までしっかりつける。穂の両面にもつけて最後に穂先の墨を取る程度)。垂れても気にしない(!)。
●書いた後はすぐに吸い取らず滲ませる(吸い取るのが早すぎた!)。
●墨たっぷりで書いているところに「白」が入るから美しい(墨が少ないと「白」が生きない)。
●カスレた線が連続しないようにする。少し墨を足したり、書く速度や筆の持ち方を変えたりするといい。
●横画に力が入りすぎている。もっと軽~~~く書く。
●書く時はモーションを大きく、腕を大きく使う。
●四角に書いた部分は内径(白い部分)が直角になるようにするときれい。
●「耳」の部分の縦画は、筆を持ち変えて書いてもいい。最初は穂先で書き、刎ねるところは穂の腹全体を使って書く。

ふーっ、いつものことながら、課題は多いなあ。