7/13/2011

◆毎日書道展!

今年も毎日書道展の季節がやってきた。この暑い中ではあるが、自分の作品が本当に展示されているのか心配なので、確かめに行ってきた。
国立新美術館の会場に入り、まずは特別併設展の「宇野雪村の美」を覗いてみたら、期待以上のすごさだった。現代アートかと見まがうばかりの斬新な書に圧倒され、自分の作品と比べるのもおこがましいが、ちょっと意気消沈してしまった・・・。

ま、それはそれ。行ってみたら、確かに私の作品も展示されていたので、その証拠写真をどうぞ。

↓↓↓超古代文字の甲骨文(こうこつぶん)だ。右から読んで「雲外歩(うんがいほ)」。「独自の道をいく境地」という意味。大らかで,伸びやかな空気感を伝えたいと思って書いたのだが、その雰囲気、少しは感じてもらえるだろうか?

↓↓↓こちらはT先生の作品。「細い線でも力のある字」ってこういうことなのか、とつい見入ってしまった。軽やかに飛ぶような字が、ホント、心地よいのだ。

6/18/2011

◆青山書道教室の木簡

青山書道教室のお題はいつもの通り木簡(もっかん)。ただ今回は、前回と違い中国・楼蘭(ろうらん)で発見された晋(しん)代の木簡だ(たぶん紀元200~300年くらいのもの?)。そんなに昔の文字なのに、今の漢字とほとんど違わないところが、すごい・・・。

↓↓↓AもBも横画が駄目だった。先生の朱(C)のように上に湾曲していなくてはいけない。全然違ってました。

↓↓↓それを直したら、今度は「水」の縦画の起筆がボテっとしてしまった。Aのように起筆は軽く引っ掛けて、最後は伸びやかにしたほうがいいんだね。

↓↓↓次は、上の続きの4文字だ。結構うまく書けたのだが、残念! 最後の文字の縦画をAのように軽~く、ここも湾曲させたかったなあ・・・。

6/11/2011

◆顔真卿、かな混じり書、そして古代文字

赤坂書道教室で今回T先生にみてもらったのは、唐時代の書の大御所・顔真卿(がんしんけい)の大胆な書と教室の共通課題のかな混じり書、それと古代文字の金文(きんぶん)の臨書だ。ま、いつも通りなんだが、こうして並べて書くと、全く一貫性のないところが、面白いよね。

では、顔真卿からいってみよう。
↓↓↓ 1文字目は「千」という字だが、これでは分からない。オリジナルが筆の勢いでこんな形になっているのを真似たのだが、オリジナルはちゃんと「千」と読めるところが違うのだ。その雰囲気を真似ながら、自分で分かって書くことが重要だった。Aはもっと短いほうがいい。2行目の最初は「夫」という字。Bの部分、ここも勢いで書かれていたところ。こんなにきちんとツノを付けては駄目だ。

↓↓↓今回のかな混じり書は波卿の一句「秋の夜の オリオン低し 胸の上」。ちょっとヘタウマ風に書いてみたのだが、2行目の「し」がはみ出してしまってちょっと残念(A)。落款はBの位置に持っていくという手もあるそうな。

↓↓↓最後は古代文字の金文、雑誌「書統」の6月の規定課題、「小臣よ/ぎ貝」の5文字だ(「よ」と「ぎ」はパソコンでは出てきません)。この規定課題には初挑戦だが、こんなに楽しそうな文字なのに、書いてみると形をとるのが結構難しい。Aはもっと長く、最後の文字Bでは少し墨を入れたほうがよいとのこと。