5/26/2015

◆まとめて臨書!

このところ臨書の課題をおろそかにしていたので、久々にまとめて書いてみた。たまに書くと何だか新鮮。分かっていても手を動かせない自分に愕然とし(いつものことだけど)、苦手なところや得意なところ(?)も分かってくる。やっぱり臨書は奥が深いよね。

↓↓↓共通課題の倪元璐(げいげんろ)。「四登高九子龍」の6文字だ。Aの「登」は大き過ぎた。もっと小さくすればBとの間隔を広く取ることができたのだが。Cの空間はもう少し広げる。
 ↓↓↓上は「主意不肯示通」、下は「何如清亭賦二十」。これ、一つずつ読み方を確認しながら書いたんだけど、すでに記憶が怪しくなってしまった。なかなか覚えられないのだ。
 ↓↓↓次は自主課題の懐素(かいそ)の自叙帖(じじょじょう)。「狂來軽世」の4文字だ。読むには難解過ぎるが、個性的かつ自由な形が実に恰好いいよね。
 ↓↓↓「界酔裏得眞如」。Aの部分は先生の朱(a)のような形にしたかった。
 ↓↓↓「皆辞旨激切理識」。Aは大き過ぎた。Bの横画はもう少し短く、角度もちょっと下がり過ぎ。Cも大き過ぎた。Dはもっと小さくゴチャゴチャした感じに書いた方が面白い。
まとめて臨書してみて思うことは、各文字の大きさや配置など全体構成をどうするか、しっかり考えて書かなきゃいけないなあと。たった半切1/3の紙であっても侮れないのである。

5/10/2015

◆表装するとそれなり?

GWも終わったのでいよいよ本格的に活動しないといけないな~と思いつつ、いまだにポヤ~っと感が抜けない今日この頃。書の方も怠けてばかりなので、今回は最近表装した甲骨文の2点をちょっと紹介して景気づけ(?)することとしよう。

↓↓↓甲骨文で「萌」(角川書店『書道字典』)だが、白川静さんの『常用字解』によれば「朝」になる。どちらにしても生命(または1日)の始まりの清々しさや喜びに溢れた文字なのだ。
 ↓↓↓甲骨文で「夢」。軸装してみたら何だか恰好よくなった気がするんだが、これやっぱり気のせい?