1/22/2015

◆書き初めは空海!

またまた更新をサボっていたら、あっという間に2015年、うかうかしていたら1月も終わりそうになってしまった。毎度のことながら、油断も隙もあったもんじゃないのである。そこで、今年こそはちゃんと書道もブログの更新もやるぞ!という決意をこめて(ホントかなあ)、まずは空海の忽被帖(こっぴじょう)の全臨(すべてを臨書)からスタートだ。去年、赤坂書道教室で自主課題として書いていたものの総仕上げなのだ。

↓↓↓思いっきり太い線で書かれた字があったり、驚くほど細い線の字があったりと、忽被帖の書はその大胆さが恰好いい。しかし、臨書するとなかなかそこまで思い切った字にならないんだなあ。
↓↓↓こちらは赤坂書道教室の新たな共通課題、倪元璐(げいげんろ、1593~1644)の行草書、五言律詩幅だ。書いたのは「共暁承明貴漢」の6文字。Aは力の抜けた線になってしまった。もっとしっかり書かなくてはいけない。
↓↓↓今回、自主課題で書いた石門頌(せきもんしょう、148)。これは崖壁に刻まれた碑文で、不通になっていた道路を石門を開いて再開させた楊孟文(ようもうぶん)の功績について記されている。非常にのびやかな、大らかな文字で、隷書の傑作とも言われる。上:Aの空間をもっと広げると、右はらいをのびのびと長く見せることができた。下:全体的にもっと大きく書きたかった。左右(AB)を広げて書けば、ぐっと違ってきたのだが・・・。う~む、のびやかに書くって、難しいなあ。