10/28/2012

◆赤坂書道教室のT先生のHP開設!

赤坂書道教室のT先生 --実名を明かすと種家杉晃(たねいえさんこう)先生-- が、ついにホームページを開設された。教室案内のほか、先生のブログやギャラリー、臨書の話もあったりして、ちょっとお得なサイトになっている。ぜひご訪問を。

 では、本題。10月からの赤坂書道教室の共通課題は初の篆書(てんしょ)。清時代の文人、呉昌碩(ごしょうせき、1844~1927年)の臨石鼓文(りんせっこぶん)だ。石鼓文は唐時代に陝西省で出土した10基の石碑(またはそこに刻まれた文字)のことで、造られたのは紀元前。これを呉昌碩が臨書したものが今度のお題というわけだ。

↓↓↓古代文字は造形がユニークで楽しいが、石鼓文もやっぱりユニークだよね。AとBは中心が左にずれてしまった。先生曰く、「全体的にいつもの元気さがないなあ」と・・・。う~ん、形を一生懸命見ながら書いていたら、こうなっちゃったんだよね。反省。


↓↓↓こちらは今回から自主課題で始めた顔真卿(がんしんけい)の祭姪文稿(さいてつぶんこう)だ。祭姪文稿のことは先生のホームページに詳しいので、こちらをどうぞ。
Aは余白がなさ過ぎた。Bは右に傾き過ぎ。


↓↓↓最後は古代文字の甲骨文(こうこつぶん)で書いた「有各雲(各雲有り)」。世田谷美術館の友の会展に出品しようと思っている作品だ。先生からは、左右の余白を切って細長くしてみたら? とアドバイスされたので、切る寸法も決めてもらって、ただいま軸装を依頼中。乞うご期待!




10/04/2012

◆傅山の半切!

赤坂書道教室の共通課題・傅山(ふさん)は今回で最終回。そのお題は、半切に自分の好きな箇所を自由に書くというものだった。ほとんどの人が半切2行で恰好よく書いていたが、私は書いている時間がほとんどなかったので、取りあえず1行5文字でお茶を濁してしまった。今回は2行で書きたかったのだが、何だかなあ・・・、と我ながらちょっと情けない。

↓↓↓書き出しのスミの量が足りなかった。自分ではBの「作」が好きな文字なので、これを見せ場にしたかったのだが、ちょっと小さかった。Aを少し小さくし、Bはもっと思い切って大きくしたほうがよかった。

 ↓↓↓「作」を大きくしたら、その次のCは小さめにし、Dの「亭」を大きくする。Eの「止」でスミを足して、小さくまとめる。とのこと。リベンジできるかな???