2/12/2011

◆もう2月!

アッという間に1月が終わってしまい、もう2月も中旬。何もしないうちに、どんどん時は過ぎてしまうのだ。そんなわけで(?)、今回は時代を超えて見る者を圧倒し続ける唐の書家・顔真卿(がんしんけい)の「送裴将軍詩(そうはいしょうぐんのし)」からいってみよう。

↓↓↓これは自分の好きな字を半切に書くという赤坂書道教室のお題で書いた送裴将軍詩。そのしょっぱなの「裴将軍」という3文字だ。2文字目の「将」の最後の部分から「軍」に移るつなぎの線(連綿)が同じ調子になってしまったが、ここは書くスピードを変えたりして、違いを出すべきだった。う~ん、残念。


↓↓↓これも送裴将軍詩だ。「臨北荒烜/赫耀英」という7文字。雰囲気は出せたかな?


↓↓↓こちらはいつもの青山書道教室のお題、虞世南(ぐせいなん)の「孔子廟堂碑(こうしびょうどうひ)」だ。1字目は、①と②以外は③の横幅に入るように。AとBは長過ぎた。


↓↓↓「性」はAとBの角度の違いがポイント。


↓↓↓Aは下がり過ぎ。逆にBはもう少し下げる。Cの横画は左をもっと長く、だね。