11/28/2010

◆世田谷美術館の友の会・会員展に出品!

毎年恒例の世田谷美術館友の会・会員展に今年も書道作品を出品した。古代文字の金文(きんぶん)と甲骨文(こうこつぶん)から形が楽しい文字を3つ選び、ひと文字ずつ半切1/3に書いて作品に仕上げたのだが、ま、見どころは紙の色ですかね。

↓↓↓これは「魚」という文字。見たまんまです。


↓↓↓言わずもがなの「亀」。


↓↓↓これは分かりにくいが「海」という文字。


以上、会員展は今日までだったので「ぜひ本物を見てみたい!」と思っても、残念ながら無理なのだ。悪しからず(ほっ)。

11/07/2010

◆もう秋も終わりか?

もう11月。やっとやって来た秋があっと言う間に終わろうとしている今日この頃。何だか寂しいなあ、と感慨にふけっている時間もなく、すぐ年末だ。ホント、早いよねえ。。。

↓↓↓青山書道教室のお題は虞世南(ぐせいなん)の楷書「孔子廟堂碑(こうしびょうどうひ」。今回は、この中の15文字を半切に書くというものだ。1枚目(左。先生の朱が入っている方)は、字間にゆとりがなく、文字の配置が悪かった。そこで、字間に気を付けて書いたら(右)、今度は文字のボリュームが足りない。T先生曰く「もう少し太い筆で書いた方がいいかもしれない」。そっかあ、でも時間がないのでこれにて終了。


↓↓↓赤坂書道教室の共通課題はいつもの蘇軾(そしょく)の行書だ。最初の文字は「頭」。Aのヘンの部分、何を略しているのか分からずに書いてしまった。Bも同様。下の「一」を意識せず、完全に省いていた。


↓↓↓お次は雑誌「書統」のかな交じり書のお題だ。題字の「けしき」は字間をもっと開けた方がきれい。本文の方は墨を入れた文字がボテっとし過ぎ。なかなかうまくいきません。まど・みちおさんの詩が教えてくれるように、はなれて見ないといかんよね。「けしきは目からはなれている はなれているから見えて 見えているからけしきはそこにある」