11/22/2009

◆世田谷美術館・友の会作品展に出品!

世田谷美術館の友の会会員なら誰でも参加できる作品展が、今年も11月25日(水)~29日(日)の5日間、美術館内の区民ギャラリーで開催される(午前10時~午後6時。最終日午後4時まで)。そこで早速、前々回にこのブログで紹介した中国の便箋に書いた古代文字の木簡(もっかん)を出品することにした。額は、近くの伊東屋に行って、スペインの画家・ミロの絵のイメージになるようにと店員さんと相談しながら特注したものだ。出来上がったものを見るとイメージ通りの仕上がりで、馬子にも衣装だなあと、ちょっとうれしくなった。

↓↓↓その出品作を、額付きでどうぞ。ミロのイメージになっておりますかどうか。

11/08/2009

◆創玄展のための習作・いよいよ稼動

創玄展二科の作品提出の締め切りがいよいよ来年1月に迫ってきた。今年も古代文字の木簡(もっかん)で挑戦だ。ま、他に取柄がないということもあるんだけどね。

↓↓↓T先生から今のところ一番いいという評価をもらった作品がこちら。今後の注意点は、①文字にもっと大中小を付ける、②左側の上の2文字はカスレさせる(墨が多すぎたら紙でふき取って調整)、③字の間をもっとあけた方がきれい(字を少し小さく書く)。分かっちゃいるけど、できないんだな、これが。


↓↓↓創玄ばかりじゃつまらないから、赤坂書道教室では「書統」の今月の随意課題に挑戦してみた。大きさは半切1/2。隷書(れいしょ)風だが、詩は唐の時代に書かれたもの。「月が沈み、カラスが鳴き、霜の気が空いっぱいに満ちている」という意味らしい。「啼」と「満」の字をもっと横広にすればよかったが、時間がなくなったので、これにて終了。


お次はいつもの青山書道教室のお題、顔真卿(がんしんけい)の楷書だ。
↓↓↓Aの部分は先生の朱にように、筆の腹を使ってぐっと三角になるように書く。角度はBのように外側をふっくらと(向勢:こうせい)。Cもすっと書くのではなく、やはり筆の腹を使って、ぼてっとした感じにする。


↓↓↓これも縦画は向勢の書き方だ。Aのように内側はほぼまっすぐで、外側(B)を湾曲させる。どうやったらそうなるんだろう???


↓↓↓次はハネの部分。Aの部分、同じ太さで書いてしまったが、先生の朱のように、曲がるころに太くなっていく。


↓↓↓今度はハネの角度(A)がいかんかった。これも向勢、つまり外側をふっくらとさせなきゃいけない。顔真卿って、ほんと、独特の書き方をする天才だね。


↓↓↓最後は赤坂書道教室のお題、造像記(ぞうぞうき)だ。また、下の2文字が上になり過ぎた。早く、スイスイとバランスよく書けるようになりたいなあ。