今回のかな混じり書は、「知自身 私という一番の不思議」。「知自身」は仏教の言葉で、自分のことは自分が一番知っているという意味だとか。とはいえ、その自分が意外に分かっていなかったりする。ということで、相反する「私という一番の不思議」という言葉が添えられている。書体は隷書(れいしょ)。2000年近く前のものだが、この書体、ホント創作的だよね。
↓↓↓大きい漢字の文字より横の小さい文字に苦戦。O先生から単調にならないようにと何度もアドバイスされ、最後に出来上がったのがこちら。「ようやく左右の文字のバランスが取れたね」と合格点。ただし先生が朱を入れたところ、「田」の部分の曲がり角が丸くなっているのは、一文字だけならいいが、複数あると子供っぽくなるから注意した方がよいとのこと。確かに・・・。
↓↓↓そして恒例の月例競書に出す作品がこちら。T先生にお手本を書いてもらって何とかここまで書けたが、行書はやっぱり難しい。